レースシミュレーターをするに辺り、ゲーミングチェアを探しているとsparcoのSTINTを見つけたので購入しました。
なぜ数あるゲーミングチェアからsparco STINTを選んだのかも含め、レビューしたいと思います。
ファーストインプレッション
様々なメーカーが出している「ゲーミングチェア」を比較し、実車のバケットシートに一番近い形状をしており、
非常にレーシーな形状のゲーミングチェアなのが印象的です。
展示されている店舗がほぼ無いに等しいと思われ、自身も「座り心地」と「サイズ感」は分からず不安な中、
購入しましたので、気になっている方へ参考になればと思います。
sparcoはどういうメーカーなのか
sparcoはイタリアメーカーで、モータースポーツの世界では有名なモータースポーツ製品に特化したメーカーです。
私も以前、実車の運転席にsparcoのフルバケットシートを載せていましたが、製品としては間違い無い物でした。
スパルコ (Sparco S.p.A) は、イタリアピエモンテ州トリノ県セッティモ・トリネーゼに本社を置くモータースポーツ関連用品を開発販売する企業である。
1977年にレーシングドライバーであったエンリコ・グロリオーソ(Enrico Glorioso)とアントニオ・パリシ(Antonio Parisi)によって設立された[1]。 設立当初からモータースポーツ用品を中心として展開しており、1978年にはFIAへ耐火レーシングスーツを提供するなど、モータースポーツ業界の安全性の向上に貢献している。
1980年代にはネルソン・ピケを擁するブラバムへの製品提供を行い、チームの黄金期を支えるとともに同社製品の知名度を高めた。 1990年より、一般向けのモータースポーツ製品のリリースを開始している。
現在はヘルメット、レーシングスーツ、ハーネス、バケットシート、ステアリング・ホイール、などの自動車競技用部品の製造、OEMでフェラーリの純正シートの納入を主に行っているほか、O.Zとコラボレートしブランドを冠したアロイホイールの販売も行っている。また、レースのスポンサーとしてラリー、F1、MotoGPにも積極的に参加している。
sparco STINTの特徴と思える部分
STINTで特に特徴と思える機能として以下2点。
- キャスターロック付
- ランバーアジャスト機構
レースシミュレーターをする上で「ペダルのブレーキ」を強く踏み込むという操作が発生しますが、
ブレーキが固めのペダルを踏み込んだ際にキャスターロックが付いていないチェアだと、踏み込みと同時にチェアが後ろに下がってしまいます。
sparco STINTを購入する前までは、キャスターロックが付いていないデザインチェアを使用しレースシミュレーターで遊んでいましたが、ブレーキ踏み込みと同時にチェアが後ろに下がるという現象に。。
STINTにはキャスターロックが付いており、ロックする事でブレーキを踏み込んでも後ろに下がる事は無くなりました。
このキャスターロックですがロックの力も強力かと思います。
ランバーアジャストですが私自身、腰痛持ちでは無いのでサポートの有難さは分かり難いのですがしっかりした感じには思えます。
実際にレースシミュレーターを行ってみてどうだったか
購入してから3、4ヵ月程使用していますが、作りも非常にしっかりしておりチェア自体の重量もある事から安定性も抜群と思います。
ブレーキを踏み込んだ際も後ろに下がる事無く、キャスターロックがグッと耐えている感は感じられます。
ステアリング操作時の振ら付き感も無い為、操作中も非常に安定しています。
只、当初は「アームレスト」を付けていましたが、ステアリング時に邪魔になった為、こちらは個人の好き嫌いになりますが外しています。
アームレストが無い事で「横から座れる」ので、サッと座れるので私的にはアームレスト無しの方が使い勝手はGood。
自宅仕事が増えた状況(リモート)での使用感
レースシミュレーターの用途以外に、自宅デスクトップPCで仕事をする機会が増えましたが、チェア重量があるせいか安定しています。
気になった点として、レースシミュレーターと姿勢が違うのかチェア座高を一番低くしても「まだ少し座高が高いかな」と。
只、慣れれば特に問題無いかと思います。身長が170cmでその感覚でしたので、170cm以下の身長であれば足は浮くかもしれません。
他のゲーミングチェアにも付いている機能として「リクライニング」機能もあります。
sparco STINTは150度までリクライニング可能です。
座り心地
個人差はありますが「柔らかくなく、硬く無く」な印象ですが、作りがしっかりしているので体を預けても安定しており、
又、背の左右にサポーターが付いているので、安心してもたれる事が出来ます。
最後に
sparco STINTですが、
・部屋の広さ的に、本格的なコックピットを置く事が難しい。でも見た目はカッコよくしたい
・レースシミュレーターをしつつ、仕事や日常でも気兼ねなくチェアとして使用したい
な方へはマッチしている製品と思います。
店舗展示が殆ど無い製品ですので、もし気になっている方がいれば問い合わせ頂ければ分かる範囲でお答えは可能です。
作りは非常にしっかりしていますので、耐久性に関しては使いながら追加で追記していきたいと思います。