年末、子供と一緒にLEGO TECHNIC PORSCHE 911 RSRを作ったので時間、感想、クオリティ含め書いていきたいと思います!
最初に言っておきます、本当に大変です。嘘、大げさのJA○O様にも誓って言えます。笑
絶対に作る!、何があっても負けずに作る!という諦めない根性。必要なのはそれだけです。
そもそも、PORSCHE 911 RSRってどんな車?
このレゴモデルとは別年式ですが、元ネタの車はこれです。
PS4ソフトでリアルドライビングシミュレーターのグランツーリスモSPORTにこの車が含まれていましたので、撮ってみました。
この車はル・マン24時間耐久に出場しているポルシェのワークスマシンです。
LEGO TECHNICと通常LEGOとのブロック形状の違い
左側が良く見る通常のLEGOになります。
右側が今回作ったLEGO TECHNIC(レゴテクニック)のパーツになります。
通常レゴのブロックは正方形、長方形ベースなのに対して、LEGO TECHNICの方は形状に制限が無く様々な形状のブロックになります。
又、通常のLEGOでピース数が少ない物は何と無く感覚で作れる場合がありますが、レゴテクニックの方は感覚で作るとほぼミスに繋がります。← このPORSCHE 911 RSRを作っている最中に、横着をして何度か失敗済みです。笑
LEGO TECHNIC PORSCHE 911 RSRのパッケージと仕様!
対象年齢
10歳以上
実はと言うと、子供がまだ10歳未満という事で購入を躊躇しました。
「いくら通常レゴが好き、得意だからと言って10歳未満の子供にこれが作れるのだろうか?」と・・・
でも子供の「絶対作れるから!!」と言う言葉を信じて、購入。
早速作り始めて見ると、やっぱ一人では無理なんかーい!笑 まぁ、そりゃそうですよね。
という事で、一緒に作る事になりました。
LEGOの推奨10歳以上は正しい判断で間違いないです。笑
ピース数
1580ピース
驚愕の1580ピース、もう一度言いますね。1580ピースです!
もう笑いが止まりません。へへへ、ははは・・・
マニュアルページ数
500ページ以上
ピース数が凄いので当然マニュアルのページ数も凄いです。
えっ辞書ですか?
完成時サイズ
高さ13cm
長さ50cm
幅 20cm
相当大きいサイズですね。最後の方にタバコの箱と比較した写真を掲載しております。笑
作ったからこそ言える!これから作り始める人への助言
えーっとですね、上記でもピース数が1580ピースあると書きました。
様々なブロック形状があり、幾つかの袋に分けられて入っているのですが、パーツ番号は特に無いので効率無視でマニュアル通りに作る場合は、
- マニュアルを見る
- マニュアルに記載されている同じ形状のパーツを、発掘作業と同じ感覚で探す
- マニュアルを見て組み立てる
- 合っているか確認する
この作業を、500ページ分繰り返す必要があります。
特に作る際、「厄介!!」と思ったのが、2の「マニュアルに記載されている同じパーツを、発掘作業と同じ感覚で探す」
という所。
似た様な形状パーツ、同じ形状だけど色が違うというパーツもあり、
- 小さいパーツになると埋もれていて中々探し出せない
- 他の大きいパーツの中に隠れて見つからない
という事が何度もあり、かなり時間をロスしてしまいました。又、その際にメンタルもかなりやられます。苦笑
今回はたまたま長期休暇のタイミングで作る事が出来ましたので大丈夫でしたが、通常休日で作って行くとなると他のお父さんの労力がかなり削がれる心配があったので、効率重視で作る方法を掲載しておきます。笑
効率重視で余裕を持って、落ち着いて作る方法
購入時、購入後は子供含め、自身のテンションもマックスになっているはずです。
が、そこは一旦落ち着いて合掌して落ち着いて下さい。笑
そして心の中で、
「俺は子供と一緒に楽しむ為に、このグチャグチャに入っているパーツを一旦分けるんだと」
そう、一旦グチャグチャ、バラバラに入っているパーツを可能であればまず
- 形状
- 色
で、小分けをして下さい。
これだけで大分、パーツを探す時間ロスが必ず防げるハズです。
作った後に上記をしていればもっと楽しく出来ると確信しましたので。笑
ですが、探して作るというのもレゴの楽しみである事に違いは無いので強要するつもりはありません!
LEGOパーツがもし足らなかった場合、紛失してしまった場合
細かいパーツが多数あり、袋も多数あり最初の段階でほぼ全ての袋を開ける事になります。
実際、今回作成途中に2度パーツが足りないという事が発生しました。
1個はやっとこさで探して何とか見つけたのですが、もう1個が中々見つからない。
LEGOがミスするハズも無いと思うので、恐らく開封時にどこか飛んで分からなくなったのでしょう。
「さて、どうしよう」
安心して下さい!!
LEGOのWEBサイトのカスタマーサービスにて取り寄せが可能です!!
パッケージに記載されている商品番号、PORSCHE 911 RSRの場合は42096という数字と、マニュアルの最後に記載されている
足りない若しくは紛失したパーツ番号を問い合わせすれば、配送してくれます。
LEGOのサポートが凄い?のは、「あれっ、クレカ入れる項目無かったけど・・・」届いてから追記しようと思いますが、
配送までの対応日数と下手するとこのパーツの部品代が無償の可能性という所。
こちらは追って追記します。
只、足りないパーツ若しくは紛失したパーツは実店舗のLEGOショップでは購入出来ません。
実際に、実店舗の店員さんに直接お話を聞いて確認済みですので、気を付けて下さい。
取寄せはLEGOのWEBサイトからしか出来ません!
LEGO TECHNIC PORSCHE 911 RSRを作って行く!
早速、初めの方の写真を撮り忘れてまして途中からです。笑
実際に作り始めると、
- 子供のフォローをしつつ
- マニュアルを確認しつつ
- ミスが無いか確認しつつ
- 次の部品はどれかを探す
- そして組み立てて写真を撮る
と言う、訳が分からない状態になり写真を取り損ねています。何なんだこれは、レゴを作りながらPDCAサイクルをしている様な感覚。笑
子供は楽しそうにしているが、大人は楽しくないぞ、これ。笑
リア側
リアのサスペンション部分とポルシェはRRのリア駆動なので、その部分に辺ります。
凄すぎて心の中でテンションマックスになりつつ「これはマジか!?」を連呼している大の大人が一人。
エンジン
次はPORSCHE 911 RSRのエンジン。これがまた凄いんです。
本当にLEGOのおもちゃなのか?
ちゃんとエンジンブロックもそれっぽい感じで、水冷式水平対向6気筒エンジンですよ。
何が凄いって、クランクシャフトも再現されていてピストンがちゃんと動きます。LEGOさんマジっすかです。いや本当に。
子供そっちのけで、夢中になって写真撮ってしまいました。笑
運転席側
次は、運転席側を作成。
運転席もフルバケットシートが再現されています。脱帽。
そして何が凄いかって、ステアリング周りはステアリングシャフト構造もちゃんとあってステアリングを切ると、ステア操作出来るんです!
分かり易く言うと、ハンドル操作でタイヤ周りの操作が出来ると言う事です!
LEGO設計者のの脳内どうなってるんでしょうか、尊敬しかありません。
フロント側
次はフロント側です。
サイド側
エンジン周り、ステアリング周りを作成してLEGOの凄さを知ってしまったので、もうドアが開いただけでは何も驚かない。笑
「うん、ドアは開いて当たり前」とも思ってしまっていました。笑
リア側
次はリア側です。
リア側もカッケえなおい!
完成
そして、遂に完成!
リアのエンジンフードも可動式になっていて、開け閉めが可能です。
いや、もうこれくらいじゃ驚かないですよ。
一緒に子供と「スゴー!」と何度も驚きましたが、自身のピークは間違いなく「エンジン」、「ステアリングシャフト」でした。笑
完成後は、想像より遥か上を行く大きさでした。
タバコ箱を比較として置いているので参考にして下さい。笑
只、何処に置くか全く考えていなかったのでかなり困っています。。。せっかく子供と一緒に作った物なので、大事に展示しようかと思うので、ケースを購入する予定です。
又、後日にこの辺りも追記出来ればと思います。
次にチャレンジしたいLEGO
LEGO TECHNIC PORSCHE 911 GT3 RS
LEGO CREATOR F40
まとめ
正直、LEGO TECHNICのクオリティを舐めてました。
PORSCHEを全く知らない訳では無く、
仕事取引先で実際にPORSCHE 911 GT3 RS(年式違いを数台)を間近で何度も見ています(今度、乗せて貰おう。笑)、
911 RSRとは構造が全然違いますがこの作り込みは本当に凄いです、LEGOの本気を見ました。
自身も仕事から設計するので(システムエンジニア)、業界、内容は違えど尊敬するレベルです。
プラモデルの設計も難しい?とは思うのですが、LEGOの場合はオリジナルパーツを使いつつでの設計になっているのでレベル的に言うと、プラモデルより数段レベルは上のはず。
ましてや、対象が子供から大人と幅広いのでマニュアルも子供でも分かる様にと考えられています。
子供でも分かるレベルでというのは相当難しく、これは自身の仕事にも影響する部分でLEGOに改めて初心を教えられた気がします。
グダグダ書きすぎましたが、子供にとってもマニュアルを見て想像する力という所でゲームよりも全然こっちの方が伸びる様な気がします。
又、車が好きな男の子であれば
- 車の構造が知れる
- 車の部品が知れる
- 車がどう動いているのかが分かる
という所で、大袈裟かもしれませんがこれがキッカケになり将来が変わる可能性も全然あり得るなとも思いました。
一度、体験してみては如何でしょうか。実際に作って私はそう思いました!