富士フィルム(Fujifilm)のXF55-200mmF3.5-4.8 R LM OISを購入したのでレビューしたいと思います!
XF55-200mmを購入した理由
ma-
謎の悪魔
XF16-55mmは既に持って持っているんですが、子供の運動会や少し距離がある撮影だとこのレンズでは対応出来ないので望遠レンズが必要だなぁとは思っていましたが、中々重い腰が上がらずで。笑
そうは言っても無かったら困る訳で、望遠レンズを探して今回の購入に至った訳です。
レンズ購入までに選択肢となったレンズは以下の3レンズになります。
- XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS
- XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
- XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
試し撮り、レンタル含め上記3レンズは全て使用しましたが、最終的に価格や使用回数を考えて一番安価なXF55-200mmF3.5-4.8 R LM OISを購入。
上記レンズの簡単な比較
レンズ名 | 手振れ補正 | 焦点距離 | 最大口径比 | 最小絞り | 重さ | フィルターサイズ |
---|---|---|---|---|---|---|
XF55-200mm![]() |
○ | f=55-200mm (35mm判換算:84-305mm相当) |
F3.5-F4.8 | F22 | 580g | 62mm |
XF50-140mm![]() |
○ | f=50-140mm (35mm判換算:76-213mm相当) |
F2.8 | F22 | 995g | 72mm |
XF100-400mm![]() |
○ | f=100-400mm (35mm判換算:152-609mm相当) |
F4.5-F5.6 | F22 | 1,375g | 77mm |
使い勝手やこのレンズが気になっている方で「運動会での撮影はどうなの?」という所にも書いていますので、参考にしてみて下さい。
XF16-55mm F2.8 R LM WRが気になった方はこちらの記事に詳細を書いています!
ma-
実際にXT-2に装着しての撮影
実際にカメラ本体はXT-2、レンズはXF55-200mmを使用して撮影しています。
どういう感じで撮影されるのか参考になればと!
モータースポーツ
こちらの写真ですが撮影ポイントから被写体までの距離は大体25mくらいかと思います。
そこまで大きくないサーキット(兵庫県のセントラルサーキット)なので、同等のサーキットであればこのレンズでも対応出来るかと思います。
被写体と距離が出来そうな鈴鹿サーキットや富士スピードウェイなどになってくるとトリムしないと厳しいかもしれません。
フェンス越しに撮影していますが、ほぼ正面から撮影してますのでAF性能も問題無く撮影出来ているかと思います。
下の写真は撮影ポイントから被写体まで30mくらい?です。
こちらの写真はトリムしています(ちょっとボケてますね・・・)
XF55-200mmは確かにXF50-140mmと比較するとAF速度は負けますが、モータースポーツの速度域とレンズ慣れで意外に綺麗に撮影可能です。
私自身、ガチガチのプロカメラマンでも無く趣味で撮っているレベルですが、十分使えるレンズという印象です。
運動会
恐らくこのレンズが気になっている方でお子さんがいらっしゃる場合、「運動会ではどうなの?」という点が一番気になるかと思います!
謎の悪魔
ma-
因みに、以下写真はトリムを掛けていますが、余程拘りが無ければ問題無いクオリティかと思います。
※プライバシーの問題がありますのでモザイクを掛けています。
ma-
本体
各々感じ方は違いますが、望遠にしては大きさも意外にコンパクトで重さもそこまで重くなく持ち運びも楽なレンズかと思います。
フード装着時
フードを装着すると大きく見えますが、フードを使わない場合は逆にしてレンズに装着出来ます。
X-T2に装着時
レンズを最大まで伸ばすと上記写真になります!
バランスが悪そうですが、撮影時は意外に安定して撮影出来るので不思議です。
見た目はあまり良くないですが、このXF55-200mm以外で更に上のスペックの望遠レンズになると更に大きく&重くなりますので、
妥協せざるを得ない状況になるかと思います。又、金額も一気に跳ね上がります。
レンズ仕様
レンズ構成 | 10群14枚(非球面レンズ1枚、異常分散レンズ2枚) |
---|---|
焦点距離 | f=55-200mm (35mm判換算:84-305mm相当) |
画角 | 29°- 8.1° |
最大口径比(開放絞り) | F3.5-F4.8 |
最小絞り | F22 |
絞り形式 – 羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
絞り形式 – ステップ段差 | 羽根枚数:7枚(円形絞り)
ステップ段差:1/3ステップ(全17段) |
撮影距離範囲 – 標準 | 標準 1.1m – ∞ |
撮影距離範囲 – マクロ | マクロ 1.1m – 3m |
最大撮影倍率 | 0.18倍(T端) |
外形寸法:最大径×長さ(約) | ø75mm × 118mm(ワイド端)/ø75mm x 177mm(テレ端) |
質量(約) | 580g |
フィルターサイズ | 62mm |
オートフォーカス性能
XF50-140mmと比較すると確かにAF性能は落ちます。
被写体が高速で動くモータースポーツで、
- XF50-200mmで3回
- XF50-140mmで1回
撮影していますので、恐らく確かかと思います。
ですが、それでもレンズ慣れと被写体の動きの予測が少し出来るとXF50-200mmでも十分追従出来ますので、問題無いかと思います。
F1などは車速が違うのでどうなるかですが。
運動会であれば、このレンズでも全く問題無くお子さんの撮影は可能です。
手振れ補正
XF55-200mmには最大4.5段の手振れ補正が付いています。
X-T2のボディには手振れ補正が付いていませんので、このレンズの手振れ補正の恩恵はかなり大きいです。
ブレがかなり抑えられ撮影もかなりし易くなります。止まっている被写体はもちろん動く被写体でも安定して撮影が出来ます。
まとめ
良かった所
- 望遠レンズにしてはかなり安価
- 望遠レンズにしては大きさと重さが軽く、持ち運びし易い
- 手振れ補正がある
気になった所
- 赤バッチのXF50-140mmと比較すると、作りが少しチープ
- 軽くする為に安価?な素材が多く作られている(恐らくトレードオフかと・・・)
同じFujifilmの赤バッチレンズ、XF16-55mm F2.8 R LM WRの記事はこちら!
【実機レビュー】FujifilmのXF16-55mm F2.8 R LM WRを購入!